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ブルコメ、美空ひばりさんの思い出を語る「いま怖くてできない」

5/19(金) 16:51配信

デイリースポーツ

 「ブルー・シャトウ」の大ヒットで知られるグループサウンズ「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」のジャッキー吉川(78)、高橋健二(78)、小田啓義(77)、三原綱木(71)が19日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」で同番組初登場を果たし、「真っ赤な太陽」で共演した故美空ひばりさんの思い出を語った。

 ひばりさんと共演した「真っ赤な太陽」は1967年発売。レコーディングの際、最年少の三原がひばりさんを知らず「あのおばさん誰?」とメンバーに尋ねたというが、ひばりさんの歌は「完璧」(吉川)だった。

 メンバーは「美空さんは生でしか絶対やらないんですよね、音」(高橋)「レコーディングはカラオケでは絶対にやらないで」(小田)と、ひばり美学を証言。「真っ赤な太陽」の歌入れは「たった3回」(小田)だったという。

 三原は「普通(の歌手)は何回も何回もやるんですけどね、とりあえず2回で終わったんですよ、レコーディングが。そしたら(日本)コロムビアの人がね、『もう1回だけお願いしますからやってください』って言うんで、ひばりさんが3回だけやったんです。3回で終わったんですよ」と回想。「すっごいですよ。リズムのノリがいいしね、こんなにうまい人はいるんだろう(か)ぐらい感じました」と、ひばりさんの歌に圧倒された。

 小田によれば、ひばりさんは「その後すごくブルーコメッツのことをかわいがってくださって、おうちまでね、招待してくださって、ディナーを何回もごちそうになりまして」と、ブルコメとの親交を深めた。小田はその理由を「われわれはミュージシャンとして見るからね、歌手じゃなくて。だから付き合いが良かったみたいな感じですね。とてもかわいがってもらいました」と推測する。

 吉川は「伴奏できたってことがね、今思うと、本当に財産であって。ブルコメの財産ですよ。なかなか、これだけミュージシャンいてもやっぱり、(ひばりさんの)伴奏したいって人がいっぱいいるんですよね。でもしたくってもできないんですよね」としみじみ。「若気の至りじゃないけど、よく伴奏したなと思って。いま思うと。いま怖くてできないですよ、例えばやってくれって言われたら。それだけすごいですよね」と語っていた。