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和歌山県議に有罪=寄付偽装脱税―大阪地裁

時事通信 5/19(金) 17:46配信

 社会福祉法人への寄付を装った相続税の脱税事件で、相続税法違反罪に問われた和歌山県議の花田健吉被告(58)の判決が19日、大阪地裁であり、村越一浩裁判長は懲役1年6月、執行猶予3年、罰金500万円(求刑懲役1年6月、罰金500万円)を言い渡した。

 花田被告は控訴する方針。

 花田被告は「脱税に加担したことはないし、報酬ももらっていない」と無罪を主張していた。

 村越裁判長は「寄付は相続税対策として行われ、被告は偽装と知って協力した」と関与を認定、「被告がいなければ寄付の受け入れ先は決まらなかった」と述べた。また共犯者の「被告に直接金を渡した」との証言は信用できるとして、計900万円の報酬を受け取ったことも認定した。

 判決によると、花田被告は2014年、不動産管理業の高木孝治被告(75)=一審有罪、控訴中=らと共謀し、高木被告の相続財産のうち約8億5000万円を県内の社会福祉法人に寄付したように装って相続税を過少申告し、約4億9000万円を脱税した。

 判決後記者会見した花田被告は「寄付の受け入れ先を紹介しただけだ。犯罪に関与することはない」と主張した。 

最終更新:5/19(金) 17:50

時事通信