ここから本文です

施設側、争う姿勢=障害者逸失利益訴訟―東京地裁

時事通信 5/19(金) 18:05配信

 東京都八王子市の障害者施設に入所していた少年=当時(15)=の事故死をめぐり、将来働いて得られたはずの「逸失利益」を含む約8800万円の損害賠償を両親が施設側に求めた訴訟の第1回口頭弁論が19日、東京地裁(田中秀幸裁判長)で開かれ、施設側は争う姿勢を示した。

 
 訴状によると、重い知的障害があった松沢和真さんは2015年9月、施設を出て行方不明となり、山中で2カ月後に遺体で発見された。施設側は逸失利益の支払いを認めず、慰謝料2000万円のみを遺族に提示した。

 答弁書で施設側は、事故死の責任は争わないとしたが、逸失利益を含む賠償額について「原告の主張は独自の見解に基づく」と主張した。

 松沢さんの両親は法廷で意見陳述し、「収入や障害の程度で賠償額に差をつけるのは納得できない」と訴えた。 

最終更新:5/19(金) 18:09

時事通信