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<競泳>「まだ狙える」自己ベスト更新で自信深める渡辺

毎日新聞 5/19(金) 22:31配信

 強敵たちとの戦いで求めていた泳ぎがようやくできた。19日開幕した競泳のジャパンオープン男子100メートル平泳ぎで自己ベストを更新し3位に入った渡辺は「まだタイムは狙える」と自信を深めた。

 決勝は世界記録保持者のピーティをはじめ、リオ五輪6位の小関也朱篤(やすひろ)=ミキハウス=ら実力者が並んだ。渡辺は高ぶる気持ちに、「落ち着いていこう」と言い聞かせた。

 予想通りピーティが前半からトップに立ったが、焦りはなかった。スピードを意識しながらも後半の疲労を考え、予定していたストローク(腕のかき)数を守った。その中で目標にしていた前半50メートルを28秒30台で泳げたことが大きかった。4番手でターンし、隣の閻子貝を目指して加速。小関を抜いてフィニッシュした。

 今年1月に200メートル平泳ぎで世界記録を打ち出してからは前半100メートルの強化に取り組んだ。さらなる記録を更新を狙った4月の日本選手権は100メートル、200メートルともに小関に敗れ、タイムもいまひとつだった。

 世界新記録をマークし、周囲の見る目は変わっても常に課題を見つけようとすることに変わりはない。この日も「同じ身長(193センチ)のピーティと何が違うのか考えたい」と渡辺。その探求心でさらに周囲を驚かせるつもりだ。【村上正】

最終更新:5/19(金) 22:31

毎日新聞