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ドコモ、エンタメ・スマートシティ・医療分野で5Gの実証試験

Impress Watch 5/19(金) 19:00配信

 ドコモは、総務省の「第5世代移動通信方式(以下、5G)の実現による新たな市場の創出に向けた総合的な実証試験」の実施主体に選定されたことを発表した。

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 同実証試験の実施に向けて、17の自治体、企業、大学等と協力することに合意し、各パートナーと協力して2017年6月1日以降、順次試験を実施する。

 今回の取り組みでは、5Gの特徴を活かす応用分野の中から、「エンターテインメント」「スマートシティ/スマートエリア」「医療」の3つの応用分野で実証試験を行う。

 実証試験の実施期間は2017年6月~2018年3月末が予定されている。実施場所は、東京都のスカイツリー周辺エリア、お台場エリアなどのほか、神奈川県、栃木県、静岡県、和歌山県など。

■エンターテインメント応用部門

 エンターテインメント応用分野では、人口の密集する都市環境で高精細の映像・音響コンテンツ配信など、新しいエンターテインメント提供における5G活用の実証試験を実施する。

■スマートシティ/スマートエリア応用分野

 スマートシティ/スマートエリア応用分野では、イベント会場・大規模スタジアムなど人が多く集まる場所に配置された監視カメラや、警備員が携行するウェアラブルカメラ等の高精細映像の集約・分析によって実現される広域監視の提供における5G活用の実証試験を実施する。

■医療応用分野

 医療応用分野では、高度医療が可能な総合病院と地域の診療所を接続し、遠隔診療を実現する高精細診断映像伝送と、リアルタイムコミュニケーションの提供における5G活用の実証試験を実施する。

■日本放送協会(NHK)と8Kスーパーハイビジョン映像伝送の実証実験も

 このほか、ドコモは日本放送協会(以下、NHK)と共同で、8Kスーパーハイビジョン映像伝送における実証実験の実施に合意したことを発表した。

 NHKとの実証実験では、5G技術や実験環境をドコモが提供し、NHKは8Kスーパーハイビジョンの技術、映像機材などを提供する。

 今回の取り組みは、ドコモが構築する「5Gトライアルサイト」などの実験環境において、5Gの特徴である高速、大容量の通信が可能である点を活かし、NHKが提供する8Kスーパーハイビジョンの高精細映像コンテンツをリアルタイム伝送することが可能であることを確認するのが目的。

 ドコモとNHKの実証実験は、5月24日(水)から5月26日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「Wireless Technology Park 2017(WTP2017)」内の「5G Tokyo Bay Summit 2017」において、実験のデモンストレーションが公開される。

ケータイ Watch,島田 純

最終更新:5/19(金) 19:00

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