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「予防接種でC型肝炎」=患者ら国を集団提訴―名古屋地裁

時事通信 5/19(金) 19:56配信

 集団予防接種での注射器の使い回しが原因でC型肝炎に感染したとして、患者と遺族計10人が19日、国を相手取り総額8000万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。

 代理人弁護士によると、集団予防接種が原因と主張するC型肝炎患者らによる集団訴訟は初めて。

 提訴したのは、埼玉県と滋賀県の慢性肝炎患者の男性(40~50代)2人と、肝がんのため68歳で死亡した兵庫県の男性の遺族8人。

 いずれも輸血や入れ墨など他の感染原因がなく、1948~88年の間に行われた集団予防接種でウイルスに感染したと主張。「国は注射器使い回しの実態を放置した過失がある」と指摘した。

 集団予防接種とB型肝炎ウイルス感染の因果関係は国が認めている。代理人の北村明美弁護士は「C型は感染力が弱いが、原因は予防接種しか考えられない」と話している。 

最終更新:5/19(金) 19:59

時事通信