ここから本文です

白鵬、荒々しく雪辱=賜杯奪還へ勢い加速-大相撲夏場所

時事通信 5/19(金) 20:35配信

 白鵬の攻めは荒々しかった。左張り、右のかち上げで機先を制し、休まず喉元を突いた。下からあてがって我慢する遠藤に対し、張り手も交えて突き立てた。右のおっつけで圧力をかけてからのいなしは「勢いがついて、そのままいった感じ」。体勢が崩れた相手を難なく土俵外に押しやった。

 前回の対戦は昨年九州場所で、今場所と同じ休場明けだった。この時は相手得意の左差しを許し、中に入られて完敗。その教訓を生かしたように離れて取って雪辱を果たし、「さすが、体が柔らかいね」。遠藤を褒める余裕すら見せた。

 場所前は二所ノ関一門の連合稽古に参加するなど精力的に調整。先場所の休場要因になった右太ももや右足親指のけがも順調に回復している。八角理事長(元横綱北勝海)も「足が全然崩れなかった」と安定感を感じ取っている。

 高安に土がつき、勝ちっ放しは日馬富士と2人になったが、「当然でしょ」と涼しい顔。稀勢の里の陰に隠れがちだったが、1年ぶりの賜杯奪還に燃える第一人者が、本来の姿を取り戻してきた。

最終更新:5/19(金) 20:40

時事通信