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堅守速攻、広がった幅=自信深めた川崎-Jリーグ

時事通信 5/19(金) 23:02配信

 お手本のようなカウンターが一瞬で決まる。主将の小林が「らしくないよね」と冗談めかしたほどの鮮やかさだった。ACLを含めて川崎が4連勝。全てを無失点で飾ったのは胸を張っていい。

 守備陣が粘り、前線が迷いなく飛び出すパターン。攻守で切り替えの速さは際立った。前半19分、鹿島のCKからGK鄭成龍が好セーブし、そこから車屋が持ち込んでスルーパス。長谷川が打ったシュートのこぼれ球を阿部が詰めて先制点を押し込んだ。わずか数秒の出来事だった。

 鬼木監督は今季就任当初から、球際の激しさ、個人の戦いを選手に徹底させてきた。シーズン序盤こそ不安定だったが、日程や移動でも厳しいACLをこなしながら力を培い、戦い方の幅を広げた。「しっかり守備から攻撃につなげている。戦う姿勢を見せられた」(小林)。前半終了間際や後半の追加点は、理想的な時間帯で生まれた。

 鹿島は昨季チャンピオンシップ準決勝や天皇杯決勝で屈した相手。「鹿島相手にこういう勝ち方ができるのは評価できる」と指揮官。悲願の初タイトルに向け、自信を深める快勝だった。

最終更新:5/19(金) 23:02

時事通信