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上林、無類の勝負強さ=才能開花した21歳-プロ野球・ソフトバンク

時事通信 5/19(金) 23:13配信

 1-1で迎えた七回2死三塁。ソフトバンクの21歳、上林が緊迫した投手戦に決着をつけた。右翼手の頭を越す二塁打。「何とか自分で(走者を)かえしてやろうと思った。気持ちよかった」と汗をぬぐった。

 マウンドには西武のエース菊池。打線は二回の松田の本塁打による1点に抑え込まれていた。巡ってきた数少ないチャンス。上林は迷いなくバットを振り抜き、勝負強さを発揮した。

 四回には試合の流れを手放しかねないプレーがあった。2死二塁で中村晃が右前打。走者のデスパイネが三塁を回ったところで、止めようとする村松三塁コーチに触れてアウトに。凡ミスで好機をつぶした。それだけに工藤監督は「ああいう展開で嫌なムードになったが、上林が一掃してくれた」と手放しで喜んだ。

 プロ4年目の今季、ここまで6本塁打、打率3割2分2厘と才能を開花させ、レギュラーをつかんだ。だが慢心はみじんもない。「まだまだ5月。打率は気にしていない。一日一日チームに貢献したい」。貪欲に先を見つめている。

最終更新:5/19(金) 23:19

時事通信