ここから本文です

ミドル級以外ではムハマド・アリらが金メダル世界王者に

スポーツ報知 5/20(土) 6:19配信

◆報知新聞社後援 プロボクシング トリプル世界戦 ▽WBA世界ミドル級王者決定戦 暫定王者・アッサン・エンダム―同級2位・村田諒太(20日、東京・有明コロシアム)

【写真】村田にエールを送った南海キャンディーズ・しずちゃん

 ボクシング12年ロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBA同級2位の村田諒太が114年目にして歴史を塗り替える。トリプル世界戦(報知新聞社後援)は20日、東京・有明コロシアムでゴング。19日は都内で計量が行われ村田、同級暫定王者(1位)アッサン・エンダムともに72・3キロで一発パスした。五輪でボクシングが1904年に採用されて以降、ミドル級金メダリストがプロで同階級の世界王者になった例はない。歴史的快挙でベルトに花を添える。


 
◆五輪金メダルとプロ王者

 村田が優勝した12年ロンドン五輪は4人の金メダリストがプロで世界王者になった。ライト級のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)は14年6月にWBO世界フェザー級王座を獲得。16年6月に同スーパーフェザー級も奪取し、世界最速の7戦目で2階級制覇。スーパーヘビー級のアンソニー・ジョシュア(英国)はIBF世界ヘビー級王者に。ヘビー級のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)はWBO世界クルーザー級王者、ライトフライ級の鄒市明(中国)はWBO世界フライ級王者に。1960年ローマ五輪ライトヘビー級で金のカシアス・クレイ(改名後ムハマド・アリ)はWBA・WBC統一世界ヘビー級王座を獲得。


 ◆ボクシングの階級


 現在はプロの17階級に対し、アマチュアは10階級。プロのミドル級は69.8キロ超~72.5キロ以下、アマは69キロ超~75キロ以下となっている。ミドル級の五輪金メダルで他階級の世界王者になった例はパターソン以外にも、76年モントリオール大会Vのマイケル・スピンクス(米国)がライトヘビー級、ヘビー級の2階級を制した。また08年北京大会金のジェームス・デゲール(英国)がIBF世界スーパーミドル級王者となっている例などがある。

最終更新:5/20(土) 8:32

スポーツ報知