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CIA長官、脱北元駐英公使と接触 反乱扇動、金正恩体制転覆の可能性など協議

産経新聞 5/19(金) 8:57配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】米政治サイト「ワシントン・フリービーコン」は18日、中央情報局(CIA)のポンペオ長官が韓国を極秘訪問中の今月初旬、韓国に昨年亡命した北朝鮮の太(テ)永(ヨン)浩(ホ)元駐英公使と会い、北朝鮮国内で金(キム)正(ジョン)恩(ウン)体制への反乱を扇動することの可否などについて話し合ったと報じた。

 複数の情報当局者が同サイトに語ったところでは、ポンペオ氏は会談で北朝鮮の軍や治安当局や政府高官が金体制に反旗を翻す機が熟しているかどうか議論を提起したところ、太氏は北朝鮮の国内状況は反乱を促しやすい状況にあると説明したという。

 トランプ政権の北朝鮮への対応をめぐっては、ティラーソン国務長官が今月3日の演説で、北朝鮮への圧力は「政権交代や政権崩壊を目指すものではない」と述べるなど、金体制に逃げ道を与えるような発言が相次いでいる。

 ポンペオ氏は北朝鮮に対する強硬姿勢で知られ、同サイトの報道は、ティラーソン氏らの発言に反発する米政府内の対北強硬派が北朝鮮への対処で政権転覆を含む多様な選択肢を検討していることを示す狙いがあるとみられる。

最終更新:5/19(金) 8:57

産経新聞