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【東西現場記者走る】2番ソウル、樫BODY完成

サンケイスポーツ 5/19(金) 9:18配信

 牝馬クラシック第2弾のオークスは、18日に枠順が確定した。1週間の密着取材で勝ち馬を探る連載『東西現場記者走る』を担当する板津雄志記者(37)は連載4日目、美浦に移動して2歳女王ソウルスターリング陣営を直撃。初黒星を喫した桜花賞(3着)の敗因を探り、距離が2400メートルに延びるオークスへの手応えを聞き出した。

 僚誌の週刊ギャロップの裏表紙にJRAと人気漫画がコラボした『キングダムダービー』の広告を見つけた。キングダムの原作のファンとしては、参加しないわけにはいかない。大阪サンスポの川端記者が「今週はダービーちゃいますよ」とうるさいが、両方当てれば、文句はないだろう。

 水曜夜に美浦トレセンへ移動。それもこれも2歳女王ソウルスターリングがいるからだ。桜花賞はまさかの3着で初黒星。しかもラスト1ハロンが12秒8もかかるきついレースだっただけに疲労が気になる。長くソウルの調教パートナーを務める千島助手に話を聞いた。

 すると「前走は目いっぱいに走っていなかったみたい。山元トレセンでの回復も早く、10日の短期放牧だったが、フレッシュな状態で帰ってきた」と体調の良さをアピール。前走の阪神競馬場到着時は、ものすごく堂々として3歳牝馬と思えない雰囲気に見えたが、気持ちの乗りが早いくらいの馬にしては「むしろ落ち着き過ぎていたのかも」と明かす。要は力負けではないのだ。

 フレッシュなぶん、調教での行きっぷりも前走よりいい。それでいて抑えも利いており、「最終追い切りに乗ったルメールも『これくらいなら大丈夫』と言ってくれた」と折り合い面もクリアできそうなムード。さらに右回りでは内にもたれ気味になるが、「最後が右手前の方が伸び伸び走れるから、左回りの方がいいと思う」とも付け加えた。

 もうひとつ貴重な情報を得た。担当の手島厩務員によると、今回は2400メートル仕様の体を作ってきたという。「(体重が)少し減ってくるかもしれない。(ウサイン・)ボルトのようなムキムキの体じゃ長距離はもたないでしょ。マラソン選手のような感じにね」と説明。坂路下の角馬場でダクを行った18日も「いつものパターン。乗り手もいいと言っていたよ」とほほえむ。

 〔1〕枠(2)番の枠順には「外は1コーナーの入りが難しくなるから嫌だったけど、勝った阪神JFと同じ枠ならロスなく進められる」と津曲助手。昨年、2歳GIを席巻した藤沢“王国”復活の予感がする。(板津雄志)

最終更新:5/19(金) 9:27

サンケイスポーツ

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