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【ダービー】宮本博師、悲願へ「とにかく無事に…」

サンケイスポーツ 5/19(金) 11:16配信

 「ダービー馬のオーナーになることは一国の宰相になることより難しい」と、かのチャーチルは言った。実際、ダービーはゲートインさせることすら困難。その厳しさを知るのが、クリンチャーとキョウヘイ、2頭出しの宮本博調教師だ。

 「今年は何とか出すことができそう。オーナーさんからは『イレ込んだらアカンぞ』と言われてる。オレが走るんじゃないし、平常心で臨めればいいけど…」

 と言いながらも、頬は緩みっぱなし。無理もない。09年の京都新聞杯馬ベストメンバーは両前脚骨折で断念。14年に登録した皐月賞3着ウインフルブルームは、枠順確定後の金曜に左肩跛行で出走取消。紆余曲折を経て迎える開業14年目で初の華舞台を前に、胸がこれ以上なく高まる。

 クリンチャーは最低人気だったデビュー2戦目を逃げ切り、すみれSも連勝。皐月賞でも4角先頭から4着に踏ん張り、上昇度は目を見張るものがある。「まさかこんなに走るとは思わなかった。前走も満点の内容。どんどん進化しているのはお父さん(ディープスカイ)に似ているかも。急かされるとよくないからノーマークで行ければ」と大逃亡劇を視野に入れる。

 キョウヘイは道悪のシンザン記念でアルアイン&ペルシアンナイトの皐月賞ワンツーを撃破。重馬場は(2)(1)着で、「ひと雨降ったら本当に面白い。掛からないし、血統的にも距離は大丈夫。使ったほうがいいので中2週も歓迎」とニヤリ。

 あと9日、「とにかく無事に…」と願いながら最高の仕上げを施していく。(夕刊フジ)

最終更新:5/19(金) 11:16

サンケイスポーツ

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