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「性欲発散目的で殺害」「極めて悪質」 検察側、青木正裕被告に無期懲役求刑 東京・江戸川の高3女子生徒殺害事件 23日に判決

産経新聞 5/19(金) 13:04配信

 平成27年11月、東京都江戸川区の自宅アパートに同区の高校3年、岩瀬加奈さん=当時(17)=を誘い込み、首を絞めて殺害し現金を奪ったなどとして、強盗殺人と強盗強姦未遂の罪に問われた無職、青木正裕被告(31)の裁判員裁判の論告求刑公判が19日、東京地裁(島田一裁判長)で開かれた。検察側は「何の落ち度もない加奈さんを性欲発散目的で殺害した。極めて身勝手で悪質な犯行だ」として、無期懲役を求刑した。判決は23日。

 論告に先立ち、加奈さんの父、正史さん(48)と母、裕見子さん(49)の意見陳述が行われ、「家族は苦しみに一生さいなまれる。反省や更生は望んでいない。二度と加奈を思い出せないようにしてほしい。過去の判例にとらわれない判断をしてほしい」と述べ、死刑を求めた。

 検察側は「死刑求刑も可能だが、自首や前科・前歴がないことを考慮した」と求刑の理由を説明した。

 論告によると、青木被告は生活に困窮するなどして「やりたいことをして刑務所に入ろう」と考え、27年11月、アルバイト先の同僚だった加奈さんの首を絞めて殺害、乱暴を試みた。さらに財布から現金7500円を奪ったとされる。

最終更新:5/19(金) 13:04

産経新聞