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安い理由は?“格安”スマホを買う前に知っておくべきこと

All About 5/19(金) 21:25配信

広く普及しているスマートフォンですが、最近、世間ではいわゆる「格安スマホ」が話題です。初期のころはマニアの使うツール(なにしろ最初はデータ通信だけのSIMが主でした)という感じでしたが、最近ではそのリーズナブルな価格から、一般ユーザーが興味を持ち、加速度的に利用者が増えています。

◆格安スマホって何?

さて、そもそも「格安スマホ」とは何でしょうか? この言葉を最初にメジャーシーンで使ったのは、少なくとも僕の知る限り、イオンモバイルが最初です。イオンモバイルが自社の展開する通信SIMとリーズナブルなスマホ端末を組み合わせたものをそう呼んでいたわけです。

それ以前は、SIMフリーの通信SIMやスマホ端末は日本では業者も少なく、マニア向けとも言えるものでした。当時のユーザーはそれらを別々に購入してセットアップしていたわけです。

それをイオンモバイルは、通信SIMと端末を組み合わせてキャリアのスマホのようにすぐに使える状態で販売したわけです。マニアが使う時代から一般ユーザーが使う時代への移行が始まったわけです(イオンモバイルでは後述するSIMのみスマホのみの販売も行われています)。

◆SIMフリースマホという新しい市場が誕生

当時、SIMフリーに対応したスマホというのはあまり一般市場に流通していませんでした。当初は海外の製品を輸入して少数、販売するのが普通で、だんだん市場が拡大してから、海外メーカー自身が日本で販売するようになったり、日本独自のメーカーが生まれたり、急速に市場が広がっています。

◆MVNOって何?

このモバイル通信を担うSIMフリーな通信SIMは大手キャリアがダイレクトに販売するものではありません。これはMVNO業者というものが提供しています。

MVNOというのは、Mobile Virtual Network Operatorの略で、直訳すると移動体仮想通信業者というような日本語になります。なぜ仮想か? というと、大手キャリアのように物理的な通信施設を持たずにモバイル通信サービスを提供しているから。なお、日本の多くのMVNO業者はドコモの回線を利用しています。

現在ではSIMフリースマホと通信SIMを組み合わせて販売する業者、SIMフリースマホ自体、MVNO通信サービスを提供する業者の大きくわけて3種類のSIMフリー関連メーカーがあるわけですが、この記事ではこの3種類すべてを格安スマホというジャンルと考えて話をしていきます。

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最終更新:5/19(金) 21:25

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