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中元商戦スタート 地域食材、健康志向でPR 百貨店スーパー 今月からネット販売

日本農業新聞 5/19(金) 7:03配信

 大手百貨店や総合スーパーで、中元商戦が始まった。産地と連携して地域色豊かな食材を前面に出した限定品や、健康志向の高まりを反映した加工品が登場。各社は5月からインターネット販売を始め、本格化する6月に向けて販促を強める。

 百貨店の三越伊勢丹は、農水省の「農業女子プロジェクト」と連動し、女性生産者が手掛けた農産物の加工品6種をカタログ「日本のお中元」で扱う。

 鹿児島県徳之島町が開発した「農業女子 徳之島ゼリー詰合せ」(3240円)と「同ジェラート&ソルベセット」(4860円)は、かんきつやサトウキビ、アザミの花など特産品を使って個性を強調する。高岡秀規町長は「離島では少ない加工品開発を推進したい」と意気込み、ゼリー2000箱、アイス1000箱の完売を目指す。

 高島屋は「風土とフード 郷土の新名物をつくりたい」と銘打ち、地域内の生産品目が異なる農家が連携して生み出した限定品を目玉にする。

 「あか牛と夏野菜のグラタン&ドリアセット」(5940円)は、熊本県阿蘇市のあか牛と地場産のトマト、生乳で作ったモッツアレラチーズを使用。「夏の鱧(はも)すき」(8100円)は、兵庫県の淡路島産の天然ハモやタマネギ、桃太郎トマトなどを使って、差別化を図る。

 総合スーパーのユニーは北海道や三重産の国産小麦100%の麺に山口・長崎産ニンジン、北海道・山口産カボチャ、熊本・宮崎産ホウレンソウ、トマトの野菜粉末を練り込んだそうめん(2916円)の他、国産の小麦粉やそば粉、宇治抹茶を使った茶そば(同)を用意。夏定番の冷たい麺商品をアピールする。

 イトーヨーカ堂は「からだにやさしいギフト」を提案。「送り先の健康を気遣う意識が高まってきた」と同社。岩手産米や雑穀、江刺リンゴなどが原料の「麹屋さんの甘酒セット」(3888円)、食物繊維が豊富なもち麦と塩分を不使用のそば、うどん、そうめんの「もち麦・塩分ゼロ乾麺3種セット」(3240円)などを売り込む。

日本農業新聞

最終更新:5/19(金) 7:03

日本農業新聞