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【WRC】プロトン、Iriz R5で2018年のWRCシーン復帰を目指す

motorsport.com 日本版 5/19(金) 6:10配信

 プロトンは2018年から、英国のMEM社で作られた新型車Iriz R5で、WRCに復帰することを目指している。

【写真】2009年のラリー・アイルランドを走るプロトン・サトリア

 このIrizは英国ダービーシャー州にあるMEMの工場で組み立てられており、来月に予定されているグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開される予定だ。

 クリス・メローズ率いるMEM社は、プロトンのかつてのラリープロジェクトにも関与。インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジで表彰台を獲得した他、WRCにかつて存在していたスーパー2000クラスで優勝すると共に、アジア・パシフィック・シリーズでも優勝を果たした。

「我々は昨年、プロトンとそれについて調べ始めた。そしてすぐに、ロードカーを見て興奮したんだ」

 そうメローズは語る。

「Irizのサイズと形状は、ラリーに最適なんだ」

「すべてが正しい場所にある。全長はサトリアより短いが、ホイールベースは長い。ストラットトップも正しい位置にあり、フロントエリアにはクーリングに最適な部分がたくさんある」

「我々は素晴らしいベースマシンを手にしている。すべての要素を揃えているんだ。エンジンの素晴らしさ、それは本当に強力で軽いということだ。(三菱ランサー)Evo Xのエンジンを、1600ccにダウンサイズしたものだ。そのプロセスは、より強くするのに役立っている」

「素晴らしいエンジンと同様に、Xtracのトランスミッション、Reigerのダンパー、Bremboのブレーキ、コスワースのエレクトロニクスも備えている」

 MEMは、このニューマシンを、WRC2とアジアパシフィックラリーの両方に出走させることを目指している。

 プロトンのラリープログラムは、ベース車両の生産が終了した4年前に終了した。

「プロトンはその興味を失っていなかったし、ラリーで戦うという欲望を持ち続けていた」

 そうメローズは語った。

「現実的な問題点は、クルマがなかったということだけだったんだ」

「我々がここにいることに、プロトンも本当に興奮している。我々はまだまだ成し遂げなければならない仕事をたくさん抱えているし、テストや開発もたくさんしなければならない。グッドウッドでのデビューはかなり野心的だが、我々の仕事はうまくいっている」

 Iriz R5が来季のWRCシーンに戻ってくるためには、来年の1月1日までにホモロゲーションを取得しなければならない。

David Evans

最終更新:5/19(金) 6:10

motorsport.com 日本版