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《ブラジル》日系四世が3回目の優勝=第15回全伯古武道大会

5/19(金) 5:55配信

ニッケイ新聞

 全伯古武道連盟(岸川ジョージ所長)が6日、聖市内サンタナのAPCDで『第15回全伯古武道大会』を開催した。全7種目中5種目で金メダル3つ、銀2つを獲得したヴィレラ正男さん(33、四世)が最多メダル獲得者となり優勝した。ヴィレラさんは同大会で三度目の優勝となる。
 大会にはリオ、ポルト・アレグレ、ブラジリアなど全伯各地のほかアルゼンチンやメキシコなどから約200人が参加した。参加者は剣術、居合術、杖術、鎖鎌、護身術、十手、試し切りの各分野で優勝を争った。大会中には岸川所長の息子、岸川祥光さんによる二天一流剣術のデモンストレーションも行われた。
 ヴィレラさんは剣術、十手、居合術で金メダル、鎖鎌と護身術で銀メダルを獲得した。2007年から古武道を習い始め、今年で10年目となる。大会には10カ月の息子を見学に連れて来たことを話し、「息子が生まれて初めての大会で優勝できた」と喜びをかみ締めた。
 普段はソフトウェアの会社に勤めるヴィレラさん。子どもの時に「7人の侍」などの日本映画に影響を受けて柔道や空手を学び始めた。古武道については「先生方の厳しい指導で心身が鍛えられる。常に新しいことを学べる環境でもあり、自分の能力や精神を高めることができる」と語った。
 今後の目標を聞くと、「さらに鍛錬に励み、息子にも古武道を習わせたい。来年10月に聖市で行われる二天一流剣術の世界大会にも出場したい」と笑顔を見せた。

最終更新:5/19(金) 5:55
ニッケイ新聞

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