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今仙電機製作所、動力不要の歩行アシスト器具「aLQ」投入 名工大と共同開発

5/19(金) 12:01配信

日刊工業新聞電子版

健常者で歩行効率20%向上

 「受動歩行」を幅広い方々へ―。今仙電機製作所は17日、高齢者を中心とする健常者向けの歩行支援機「aLQ(アルク)=写真」を6月1日に発売すると発表した。2014年に発売したモーターなどの動力源を不要にした介護向けの歩行支援機「アクシブ」の技術を基に、一般の人が気軽に使える仕様にした。価格は4万6000円(消費税抜き)。19年度に2万7000台の販売を目指す。

 無動力が可能となる自然現象の歩行理論「受動歩行」を研究する名古屋工業大学の佐野明人教授と共同開発した。

振り子とバネの力

腰ユニットのフックをベルトに掛け、長さ調整できるアルミパイプなどの先端にあるももバンドを膝上に装着する。振り子とバネの力を利用して歩行運動に合わせて自然に力が加わり歩行効率が20%向上するという。

 藤掛治社長は「本当に役に立つ商品になればと願いを込めて世に出したい」と述べた。東京や関西、東海地域の百貨店などで販売し、9月から全国やネットでも販売する。