ここから本文です

鈴与海運(静岡)、八戸経由の航路増強へ

デーリー東北新聞社 5/19(金) 11:42配信

 内航コンテナ航路を運航する鈴与海運(静岡市)は18日、横浜港と八戸港などを結ぶ北海道・東北航路の輸送量を増強する考えを明らかにした。現在は2隻による週2便体制だが、新たに投入したコンテナ船を不定期で運航し、貨物量の増大に対応する。鈴木英二郎常務は「いずれ週3便に持って行きたい」と述べ、定期化にも意欲を示した。

 航路は仙台、八戸、苫小牧などに寄港し、横浜で主に国際航路に積み替える。同社によると、貨物輸送をトラックなどから海運へ切り替える「モーダルシフト」の進展などを背景に輸送量が増大。特に北海道、東北方面は「貨物があふれている状態」だという。

 これまでも八戸では週2便で需要に応じ切れず、チャーター船などで不定期の臨時便を出してきた。さらに輸送量を増やすため今月3日に自社運営のコンテナ船を新たに投入し、八戸を含む北海道・東北方面の臨時便の頻度を高めた。貨物量の増加が続けば、八戸で週3便の定期化につながる可能性がある。

 鈴木常務は18日、静岡市の清水港を視察に訪れた八戸市議会の議員連盟に対し輸送量の増強を明らかにし、今後の八戸港との連携強化を呼び掛けた。

 八戸港には同社の他に国内2航路、国際3航路(北米航路は休止中)が就航している。近年、内航のコンテナ取扱量が伸び、外航分を上回っている現状だ。

 地元の港湾関係者は「国が施策で京浜港の活用を促しており、八戸と横浜を結ぶ航路の輸送量が増える効果は大きい。コンテナ取扱量の増加にもつながりそうだ」と期待を込めた。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/19(金) 12:06

デーリー東北新聞社