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入学式の式辞、歌詞利用にお金かかる? 京大「正当な引用」 JASRAC「問い合わせただけで請求していない」

5/19(金) 12:26配信

BuzzFeed Japan

ボブ・ディランの歌詞を使った京都大学総長の式辞にJASRACが著作権料を請求した、と京都新聞が5月19日報じた。「式辞への引用」にまで著作権料がかかるのか。BuzzFeedが双方に取材した。【BuzzFeed Japan / 石戸諭・渡辺一樹】

「風に吹かれて」を引用

京都大によると、式辞は4月7日の入学式で、山極寿一さんが読み上げ、ホームページにアップされた。すると、JASRAC(日本音楽著作権協会)から著作権料について連絡があったという。

山極総長は、ゴリラ研究の第1人者として知られる。式辞では、ボブ・ディランと茨木のり子の詩を取り上げ、学ぶとは何か、大学の役割とは何かを語った。

ボブ・ディランの引用は下記の部分だ。

*****

“How many roads must a man walk down
Before you call him a man?

人間として認められるのに、人はいったいどれだけ歩めばいいの?”
という問いで始まる歌です。そして、

“How many ears must one man have
Before he can hear people cry? 

人々の悲しみを聞くために、人はいったいどれだけの耳をもたねばならないの?

How many deaths will it take till he knows
That too many people have died?

あまりにも多くの人が死んだと気づくまで、どれだけの死が必要なの?”

と続きます。それは、

“The answer, my friend, is blowin’ in the wind 
The answer is blowin’ in the wind

友よ、答えは風に吹かれている”

*****

こう、歌詞を紹介したうえで、こう述べた。

“この歌は、誤りを知っていながら、その誤りから目をそらす人を強く非難しているのです。(中略)
常識にとらわれない発想とは、これまで当たり前と思われてきた考えに疑いを抱いたとき、それに目をそらさず、真実を追究しようとする態度から生まれます。”

“どんな反発があろうと、とっぴな考えと嘲笑されようと、風に舞う答えを、勇気を出してつかみとらねばならないのです。”(京大総長式辞より)

ボブ・ディランから「常識に捉われない自由な発想」を論じる。発表直後からネットで話題になっていた。

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最終更新:5/19(金) 13:17
BuzzFeed Japan