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退位後の称号は「上皇」「上皇后」。政府が特例法案を閣議決定

ホウドウキョク 5/19(金) 16:30配信

政府は19日、天皇陛下の退位を認める特例法案を閣議決定した。
また、新しい元号は、周知期間を考慮し、2018年夏ごろに公表する案を軸に検討を進めている。

「陛下のお気持ちを国民が理解し、共感している」と明記

政府が閣議決定した「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」は、冒頭に、退位を認めるに至った経緯として、「象徴としての公的な御活動を続けられることが困難との陛下のお気持ちを国民が理解し、共感している」と、明記している。

退位後の陛下と皇后さまの称号は「上皇」、「上皇后」

また、退位後の陛下と皇后さまの称号を「上皇」、「上皇后」とすることなどを定めている。

菅官房長官は、「今国会において法案をご審議いただくことになるが、政府としても速やかな法案の成立を期したい」と述べた。
法案は、閣議決定に先立ち、一部を除く野党も了承していて、今の国会で成立する見通しだ。

新元号は2018年夏ごろに公表、2019年元日に切り替える案

また政府は、新しい元号を、2018年の夏ごろに公表する案を軸に検討を進めている。
国民生活への影響をふまえ、半年程度の周知期間を置く必要があるためで、その後、陛下の退位と皇太子さまの新天皇の即位を2018年12月ごろに行い、元号の切り替えを翌年2019年の元日とする案が有力となっている。

付帯決議に女性宮家創設の明記が焦点

一方、今後、焦点となりそうなのが、法案の付帯決議に女性宮家の創設を明記するかどうか。
皇族が減少し、安定的な皇位の継承が課題となる中、自民党は、女性宮家の創設に慎重な姿勢を示しているのに対し、民進党は、付帯決議に明記すべきだと主張していて、調整が続いている。

特に、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さまがご婚約間近で、今後、皇籍を離脱される可能性がある中、民進党がさらに強く主張することも予想され、法案の今後の審議日程は、付帯決議での、女性宮家の創設をめぐる文言の調整次第となる見通しだ。

最終更新:5/19(金) 16:30

ホウドウキョク