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喜多郎さん、坂本サトルさんが10月コンサート/八戸

デーリー東北新聞社 5/19(金) 11:47配信

 青森県八戸市民の新たな祭りにしたい―。世界的なキーボード奏者で、グラミー賞受賞者の喜多郎さん(64)=米国カリフォルニア州在住=と、南部町出身のシンガー・ソングライター坂本サトルさん(50)のコンサートが10月21日、八戸市公会堂で開催されることになった。プロの演奏だけでなく、えんぶりなど郷土芸能との共演も検討している。18日、デーリー東北新聞社に来社した2人は「単なる音楽コンサートで終わらせず、みんなが参加できるものにしたい」と意気込みを語った。

 喜多郎さんは40年以上前、同市の青南病院で先進的な芸術療法などに触れながら、1カ月ほど過ごした。昨年、坂本さんと共に八戸を再び訪問。「恩返しがしたい」との思いからコンサートの開催を模索していた。

 2人はコンサートを来年以降も継続的に開催する意向。出演者は未定だが、海外からの招待も検討しており、八戸の文化を広く発信する機会にしたい考えだ。

 また、喜多郎さんが音楽で大切にしているテーマの一つである「祈り」を表現するため、是川縄文館の合掌土偶をコンサートのモチーフに据えることなども検討しているという。

 「郷土料理や地酒の出店などもあれば楽しいと思う」と坂本さん。「歴史のあるものに新しい音楽を加え、郷土芸能などの新たな一面を引き出したい」と力を込める。

 発起人の喜多郎さんは「八戸で触れた音楽に自分の芸術性を育ててもらった」と振り返り、「今の八戸に新たな祭りをつくりたい」と思いを語った。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/19(金) 11:47

デーリー東北新聞社