ここから本文です

「オンライン診療」開始 住民帰還促進へ南相馬の小高病院

福島民友新聞 5/19(金) 11:53配信

 南相馬市小高区の小高病院は18日、同区に帰還した住民を対象にした遠隔診療システム(オンライン診療)の運用を始めた。タブレット端末などで住民と病院を結んで在宅医療の充実を図ることで、市は住民の医療不安解消と往診など医師の負担軽減を目指し、住民の帰還促進につなげていきたい考えだ。
 同市小高区は東京電力福島第1原発事故による避難指示が昨年7月に解除されたが、震災前に比べて医療機関や従事者が減っている。住民の医療への不安を拭い去るため、少ない医師でも患者を診られる遠隔診療システムを導入することにした。
 遠隔診療では、住民がタブレット端末を通じて医師に健康状態などを伝える。操作に不慣れな人もいることを考慮して、住民宅に看護師や事務職員を派遣、一緒に端末を操作するなどサポートも行う。薬の処方箋を郵送で受け取ることもできる。
 システムは医療系ベンチャー企業「メドレー」(東京)が提供。タブレット端末は通信大手のKDDI(東京)が同病院に貸与、通信料を負担する。

福島民友新聞

最終更新:5/19(金) 11:53

福島民友新聞