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【F1】マクラーレン「バトンの熱意は欠けてない。きちんと準備してる」

motorsport.com 日本版 5/19(金) 19:34配信

 マクラーレンのフェルナンド・アロンソはインディ500に出場するため、モナコGPを欠場する。彼の代役はジェンソン・バトンが務めることになるが、バトンはF1への情熱が欠けているのではないかという報道がなされていた。しかしチームはそれを否定し、バトンはしっかりと準備していると話した。

【写真】ロンドンでトライアスロンに参加し、感想を果たしたバトン(2009年)

 バトンのF1への熱意が欠けているのではないかという一例として、彼がMCL32でのテストの機会を断り、その代わりにシミュレーターでモナコを走ることに専念していたことが挙げられていた。

 そのバトンは、昨年11月のアブダビGP以降、アイアンマン・トライアスロンでの活動に力を入れている。

 今月初め、元F1ドライバーのマーク・ウェーバーは、バトンはF1へ復帰することに“完全に興味を示しているわけではない“と話していた。

 しかしマクラーレン・テクノロジー・グループのCOOであるジョナサン・ニールは、バトンは表舞台からは見えないところで、モナコに向けて必要な準備をしていると主張した。

 ニールは、「私はそういう記事を読んだし、報道も見た。しかしそれには賛成できない」とmotorsport.comに話した。

「ジェンソンは舞台の裏側で、モナコに向けて準備をするためにたくさんの時間を割いていると思う」

「彼はシミュレーターで様々なセッションをこなした。トラックはモナコだけだ。そしてマシン、タイヤ、パワーユニット、バランス、ブレーキパフォーマンスに自身を慣れさせようとしている」

「彼の頭はモナコGPのことに切り替わっている。それには疑いの余地もない」

「おそらくモナコは、他のサーキットよりも、比較的ドライバーの貢献が重要だ。彼もそれをよくわかっている。彼はモナコで良い結果を出しているし、優秀なドライバーだ」

「あらゆることが起こるのがモナコだ。ワールドチャンピオンであるバトンは、しっかりと準備を整えてマシンに乗り、物事が自分の思い通りに進むように不要なものを押しのけていかなければならない」

 またウェーバーが話したような、バトンがF1復帰を真剣に捉えていないといった考えについては、こう話した。

「彼はウェーバーの良き友人だ。彼がそう話した背景にはいろいろな冗談もあるだろうし、議論するつもりはない」

「おもしろいジョークだと思う」

 またニールは、バトンは6カ月の間マシンをドライブしていないが、それも問題ではないと考えている。

「私はドライバーではないのでわからないが、彼は大丈夫だと思う。これまで(バトンについて)言われてきたことは、ストフェル(バンドーン)の望んでいることではないのかと疑問に思っている。なぜなら、もしストフェルが(バトンに)負けたら、それは彼にとって良いことではないからね!」

「彼はワールドチャンピオンだし、品のある男だ。彼がどんなレースをするのか楽しみだ」

 現在バトンはフルタイムでレースに出場することをしていないため、彼が様々なことに興味を示しているということも、ニールは認識しているという。

「ジェンソンは競争することが好きな男だ。ランニングやサイクリング、スイミング、モーターレーシングにおいて、彼はコンペティティブでいたいんだ」

「彼は信じられないほどハードにトレーニングしている。若いうちは、ドライバーというものは多くのものを犠牲にする。だから、なぜ彼がやりたいと思っていることを楽しんでいないと言えるんだ?」

「私はそれを完全に理解している。やりたいことを楽しまないのは、カリフォルニアでたむろっているよりも悪いことだ! でも結局は、彼は心の底からレーサーなんだ。だからF1に復帰することは、彼にとって良いことだろう」

Adam Cooper

最終更新:5/19(金) 20:06

motorsport.com 日本版