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ヒマワリ通じ交流 地域住民と児童 座間

5/19(金) 19:07配信

カナロコ by 神奈川新聞

 座間市の花ヒマワリを使った交流を相武台南口商店会(同市相武台地区)と市立相武台東小学校(同市栗原)が続けている。商店主ら地域住民と児童が一緒にヒマワリを栽培し、収穫した種は油を搾ってキャンディーに加工し、茎の繊維は手すきで和紙にしている。同商店会は「地域の大人との交流を続けることで、子どもたちに地元への愛着を育んでほしい」と期待を寄せている。

 交流は2006年ごろから本格化。同商店会が農家から畑を借り、搾油用と食用になる2種類のヒマワリを栽培している。開花後に収穫した種はこれまで児童のアイデアを生かし、クッキーの試作時やバイオディーゼル燃料などに活用してきた。

 茎は水酸化ナトリウムで煮てパルプと混ぜ合わせ、和紙づくりに利用している。昨年度は11月に子どもたちが紙すきに挑戦、完成した和紙で1・8メートル四方のたこを製作した。

 児童は卒業後も地域住民とあいさつを交わし、ヒマワリを育てたことを「楽しかった」と話すこともあるという。同商店会会長で精肉店を営む戸津信義さん(68)は「卒業生が今でも店で販売しているクッキーを購入してくれる。交流が続いていてうれしい」と話す。

 本年度も交流が始まり、17日には5年生の児童106人が顔を泥で汚しながら、地域住民らのアドバイスを受け千平方メートルの畑に約3万5千粒の種をまいた。

 曽我部葉乃さん(10)は「ヒマワリは市の花。大きく立派に咲かせたい」と笑顔。戸津会長は「ヒマワリを通じた思い出や地域への愛着を自分の子どもたちといった次の代にもつなげてほしい」と話している。

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