ここから本文です

「国政壟断聴聞会」での偽証に懲役1年…国会偽証罪で17年ぶりに実刑判決

5/19(金) 11:52配信

ハンギョレ新聞

国政壟断関連初の1審判決…秘密診療関係者全員に有罪 聴聞会で偽証したチョン・ギヤン教授、懲役1年法廷拘束 イ・イムスン教授、懲役10カ月に執行猶予2年 秘密診療に関わったキム・ヨンジェ氏、懲役1年6カ月に執行猶予3年 夫人のパク・チェユン氏、懲役1年の実刑 「キル・ライム」と虚偽記載したキム・サンマン氏、罰金100万円

 「朴槿恵(パク・クネ)-チェ・スンシルゲート」と関連した1審の初判決でパク・ヨンス特別検察官チームが起訴した「秘密診療や特恵疑惑」の当事者らが全員有罪判決を受けた。国政壟断関連者を処罰しようとする裁判所の意志が確認されたものと評価されている。裁判所は特に、国会聴聞会での偽証に対し、17年ぶりに実刑を言い渡し、厳しく断罪する意向を示した。

 ソウル中央地裁刑事23部(裁判長キム・テオプ)は18日、国会の国政調査聴聞会で虚偽の証言をした容疑(国会での証言・鑑定などに関する法律違反)で起訴されたチョン・ギヤン・セブランス病院皮膚科教授に懲役1年を、イ・イムスン順天郷大学ソウル病院産婦人科教授には懲役10カ月に執行猶予2年を言い渡した。裁判所は「国政壟断の疑惑事件の真相が明らかになることを望んでいる国民の切実な思いに背き、国民の代表機関である国会聴聞会でも偽りを述べた」とし、「国民に向けて虚偽の証言をし、真実を隠蔽すると共に、国政調査の機能を毀損した」と指摘した。

 国会偽証罪で実刑判決が下されたのは1999年「服ロビー疑惑」事件と関連し、2000年にカン・インドク元統一部長官の夫人ペ・ジョンスク氏が1審で懲役1年を言い渡されて以来初めてだ。

 昨年12月14日に開かれた「国政壟断国政調査聴聞会」で、チョン教授は「大統領にヤングスリフト施術(シワ改善施術)をしようと思ったことはない」とし、イ教授は「ソ・チャンソク・ソウル大学病院長にキム・ヨンジェ夫妻を紹介したことはない」と偽証した疑いで、今年2月に裁判にかけられた。裁判所は法廷で犯行を否認したチョン教授に実刑を言い渡して法廷拘束しており、法廷で過ちを認めたイ教授に対しては、執行猶予を宣告した。

 裁判所は「秘密診療と特恵」の中心だったパク・チェユンYジェイコブズメディカル代表とキム・ヨンジェ「キム・ヨンジェ医院」院長夫妻にも有罪を言い渡した。裁判部は海外進出などを手助けした見返りとして、アン・ジョンボム元大統領府首席に4949万ウォン(約500万円)、キム・ジンス元大統領府秘書官に1034万ウォン(約100万円)の賄賂を渡した容疑(贈賄)で起訴されたパク代表に、懲役1年を言い渡した。裁判所は「被告人は大統領とその側近であるチェ・スンシルの国政壟断に主導的に便乗し、利益を享受しており、(それによって)中小企業を運営する企業家らは公正に競争する機会を奪われた」と明らかにした。賄賂を受け取ったアン元首席も実刑を免れないものと見られる。

 裁判部は、一部の賄賂を一緒に渡して朴前大統領に5回美容整形の施術をした後、記録を残さなかった疑い(医療法違反)などで起訴されたパク代表の夫、キム・ヨンジェ院長には懲役1年6カ月に執行猶予3年、罰金300万ウォン(約30万円)を言い渡した。2012年4月から2014年3月の間に、24回にわたり朴前大統領を診療したにもかかわらず、チェ・スンシル、チェ・スンドゥク、キル・ライムなど他の人の名前で診療記録簿を作成した疑い(医療法違反)で起訴され、裁判にかけられたキム・サンマン元緑十字アイメッド院長は、罰金1000万ウォン(約100万円)を言い渡された。

キム・ミンギョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:5/19(金) 11:52
ハンギョレ新聞