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次期駐日大使、日本自動車市場に「構造的障壁」

読売新聞 5/19(金) 11:17配信

 【ワシントン=大木聖馬】トランプ米大統領から次期駐日大使に指名されたウィリアム・ハガティ氏(57)は18日に開かれた上院外交委員会での指名承認公聴会で、トランプ政権が問題視している対日貿易赤字の縮小に取り組む方針を表明した。

 ハガティ氏は「新たな貿易の機会(の創出)や日本市場における米国企業の事業拡大を支援していきたい」と述べた。具体的な取り組みとしては、農産物や防衛装備品、工業製品などでの輸出拡大を進めていくことを挙げた。さらに、日本の自動車市場には「構造的な非関税障壁がある」と指摘し、見直しを求める考えを示した。

 日米同盟については「(アジア太平洋)地域の平和と安全の最も重要な礎だ」と述べ、同盟深化に力を尽くす考えを強調。北朝鮮の核・ミサイル開発や、中国による海洋進出を挙げ、「これまで以上に(米国の)関与が重要」と指摘した。

 ハガティ氏は上院の承認を経て、早ければ夏にも着任する見通しだ。

最終更新:5/19(金) 13:19

読売新聞