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巡査部長、後輩から「指導料」 キャバクラ代100万円超払わせる 沖縄で書類送検

5/19(金) 8:30配信

沖縄タイムス

 沖縄県警監察課は18日、後輩の警察官らに飲食代など約117万円を支払わせ、暴行を加えたなどとして、宜野湾署警務課の男性巡査部長(33)を停職6カ月、糸満署地域課の男性巡査部長(30)を停職1カ月のそれぞれ懲戒処分にした。2人は同日付で依願退職し、器物損壊や暴行の疑いで書類送検された。

 同課によると、処分された2人と被害に遭った20~30代の後輩らは、無料通信アプリ「ライン」のグループで飲み仲間だったという。警察内部から被害情報の提供があり、同課が調べを進めていた。

 宜野湾署員の処分の対象は2011~17年4月に発生。仕事の「指導料」名目で後輩の警察官6人に対し、キャバクラやタクシー代として、14~16年の約2年間で計約109万円を支払わせた。被害額は最高で1人約47万円だった。

 また、同署員は県警のデータベースで一般女性の個人情報を不正に照会し、職務時間内に不倫行為をした。県個人情報保護条例違反の疑いについて、同課は時効が成立しているとした。操作がうまくいかずに公用パソコンをたたき壊したとして器物損壊容疑で書類送検した。

 糸満署員は14年6月~17年2月ごろにかけて、後輩4人に飲食代約8万円を支払わせるなどし、店内外で顔面を殴るなど2件の暴行事件を起こした。

 県警の平良英俊首席監察官は「職員の身上把握、職務倫理教養を一層強化し、県民の信頼回復に向け再発防止に努める」とした。

最終更新:5/24(水) 10:45
沖縄タイムス