ここから本文です

北陸の取引300億円に 蝶理社長、金沢で会見

北國新聞社 5/19(金) 2:05配信

 繊維商社の蝶理(大阪市)の先濵(さきはま)一夫社長らは18日、金沢市のANAクラウンプラザホテル金沢で会見し、2019年度に北陸産地との取引額を300億円に引き上げる目標を明らかにした。石川県内で生産、染色加工された生地ブランド「石川FABRICS(ファブリックス)」の販路拡大などに取り組む。産地企業が加工した生地を買い、国内外に売る「仕入れ」の割合を高める。

 先濵社長は今年度から3カ年の中期経営計画を説明し、「蝶理の基盤である北陸産地の技術を生かし、グローバルに事業拡大する」と話した。

 2016年度の北陸産地との取引額は前年度比5億円減の250億円で、このうち、糸や生地を産地企業に販売する「売り上げ」が131億円、「仕入れ」は119億円だった。今年度の取引額目標は260億円とした。

 丸井織物の倉庫精練へのTOBに関し、吉田裕志執行役員北陸支店長は「産地の在り方が大きく変わってきている」との認識を示した。6月に北陸支店長に就く伊勢田長生常務、圓井亮、郷田範泰の両執行役員が同席した。

 会見後、北陸の取引先企業でつくる北陸蝶理会の総会が開かれ、宮本徹会長(丸井織物社長)が「蝶理のグローバルネットワークを活用し、ビジネス連携を進めたい」と述べた。先濵社長があいさつし、能作(高岡市)の能作克治社長が講演した。

北國新聞社

最終更新:5/19(金) 2:05

北國新聞社