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中村獅童が肺腺がん「必ず元気に」奇跡的な早期発見

日刊スポーツ 5/19(金) 7:51配信

 歌舞伎俳優中村獅童(44)が初期の肺腺がんと診断され、6月の福岡・博多座「六月博多座大歌舞伎」、7月の東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」を休演することが18日、分かった。5月に受けた健康診断で初期(ステージ1A)の肺腺がんと判明、6月上旬に手術する。獅童によると「見つかったのが奇跡的と言われるほどの早期発見」で、復帰は医師と相談して決める。「病に打ち勝ち、必ず元気になって皆さまにお目にかかりたい」と誓った。

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 定期的な健康診断が奇跡を呼んだ。獅童は4月29、30日に千葉・幕張メッセで行われた超歌舞伎「花街詞合鏡」に出演後、5月は歌舞伎公演がなかった。そのため、今月11日に定期的に受けている人間ドックに行き、異常が見つかった。検査の結果、肺腺がんと分かったが、初期「ステージ1A」だった。

 この日、コメントを発表した獅童は「毎年、定期的に受けている人間ドックで初期の肺腺がんであることが分かりました。今、見つかったのが奇跡的と言われるほどの早期発見で、この状況ですぐに手術をすれば完治するとの担当医師からのお言葉でした」。自覚症状はなく、健康診断を受けなければ、発見が遅れた可能性もあった。

 5月中に入っている歌舞伎以外の仕事は予定通りに行い、6月上旬に手術を受ける。そのため、出演を予定した6月の博多座「六月博多座大歌舞伎」、7月の歌舞伎座「七月大歌舞伎」は休演する。博多座では昼の部「車引」の松王丸を中村芝翫、夜の部「輝虎配膳」の直江山城守を中村鴈治郎、「幸助餅」の雷五良吉を中村亀鶴に配役変更し、歌舞伎座は演目を変更した。病気休演は初めてという獅童は「入院までは、お受けした仕事を精いっぱいつとめますが、やむを得ず、休演することを断腸の思いで決断いたしました。本当に申し訳ございません」と謝罪した。

 獅童は05年に女優竹内結子と結婚も、08年に離婚。15年に会社員だった沙織さん(33)と再婚した。夫のがん判明にも、妻として気丈に支えているという。

 復帰の時期は体調を見ながら、医師と相談して決めるという。獅童は「病に打ち勝ち、必ず元気になって今まで以上に良い舞台がつとめられますよう、より一層精進いたし、また皆さまにお目にかかりたいと思っております」と早い復活を誓った。

 ◆中村獅童(なかむら・しどう)本名・小川幹弘。1972年(昭47)9月14日、東京生まれ。日大芸術学部演劇学科出身。父親は3代目時蔵の三男の初代獅童(現在廃業)。81年、歌舞伎座で初舞台、2代目獅童を襲名。映画「ピンポン」「阿修羅のごとく」、NHK大河ドラマ「新選組!」などに出演。04年、映画「いま、会いにゆきます」で日刊スポーツ映画大賞助演男優賞受賞。15年に沙織夫人と再婚。177センチ。血液型O。

最終更新:5/19(金) 12:47

日刊スポーツ