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白井健三「攻めた体操」でオールラウンダーに変貌だ

日刊スポーツ 5/19(金) 22:23配信

 世界選手権代表選考を兼ねた体操のNHK杯(20日女子、21日男子、東京体育館)に向け19日、会場で会見が行われ、白井健三(20=日体大)が「攻めた体操をお客さんに見てほしい」とアピールした。

 4月の全日本選手権では3位。今大会ではその得点を持ち点として戦い、上位2人が代表に決定するが「まず大事なのは自分の演技をすること。周りは気にせずに自分が出来ることを淡々とやる」と話した。

 床と跳馬のスペシャリストから、6種目で勝負するオールラウンダーへと変貌しつつある。白井は「床と跳馬へのこだわりはほぼなくなり、6種目で練習を組み立てるようになりましたし、考え方も6種目のために床と跳馬をどう使っていくかに変わってきている。練習からオールラウンダーへの道は少しずつひらけてきているという気がする」と意識の変化を明かした。

 「床と跳馬さえ乗りきればあとは守った演技、自分のやりやすい演技でいいと思っていたが、そこの殻を破らなければ個人総合としての飛躍はない」。白井にとっては“殻を破る”ための戦いでもある。

 今季から採用された新ルールでは、細かなミスで厳しく減点されるようになった。多くの選手が技の難度を下げEスコア(技の出来栄え)を稼ぐ方向にある中、白井は難しい技に挑み、高いDスコア(技術点)で勝負する。自分なりの美しさを問われると「(内村)航平さんや、(田中)佑典さんに比べて足のライン、決めはまだまだ甘いところもある。そこは経験に伴って成長していく部分だと思うんですけど、度胸だったり、一発にかける勇気、そういうところは誰にも負けない。演技に出ない部分ですけど、自分の強みであり、美しさだと思います」と力強く答えた。

最終更新:5/19(金) 22:25

日刊スポーツ