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心血管疾患の管理、「入院」と「外来」に区分け - 厚労省案にWGが大筋合意

医療介護CBニュース 5/19(金) 21:30配信

 厚生労働省は19日、循環器病の診療提供体制に関する検討会のワーキンググループ(WG)に対し、心血管疾患の診療提供体制のイメージを示した。「入院管理」と「外来管理」に分けることを提案し、大筋で合意を得られた。今後、WGで取りまとめた意見を検討会に報告する。【新井哉】

 この日の会合で、厚労省は患者情報に基づいて地域に応じた疾病管理をすることが必要とし、冠動脈インターベンション治療(PCI)や急性期リハビリテーションなどの「急性期の医療」、食事・服薬指導、運動療法などの「回復期の医療」を「入院管理」として位置付けたことを説明した。
 このイメージの中では、再発予防に向けた生活指導などの「回復期の医療」と、かかりつけ医らと専門的医療を行う施設が連携して提供する「維持期の医療」を「外来管理」の柱に据えた。

 厚労省は、地域の連携体制に関する取り組みも紹介。医療資源が豊富な地域のモデルケースとして、大学病院の心不全センターと県内の病院が連携して入院から退院までの包括的な管理を多職種で行っている広島県の取り組みを説明した。

 また、医療資源の乏しい地域のモデルケースとして、病院の医師や看護師、薬剤師らの「循環器医療チーム」と訪問看護師らによる「在宅生活支援チーム」、かかりつけ医らが連携した長野県の「北信州心臓血管病地域連携パス」による地域連携システムを取り上げた。

 厚労省は、地域の特徴や医療資源に合わせて、「入院管理」から「外来管理」への円滑な移行を図りたい考えだ。こうした医療提供体制を全国に広めるため、今後も施設の評価指標などを検討していく方針だ。

CBnews

最終更新:5/19(金) 21:30

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