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クーパーマン氏、インサイダー取引疑惑巡る訴訟でSECと和解

Bloomberg 5/19(金) 16:00配信

インサイダー取引を行ったとして米証券取引委員会(SEC)から提訴されていたヘッジファンド運用者のレオン・クーパーマン氏は、490万ドル(約5億4500万円)を支払うことで当局と和解した。ヘッジファンドの運用を続ける能力は制限されない。

今回の和解は、インサイダー取引疑惑を巡る訴訟でSECがトランプ政権発足以降に決着させた中では最も注目を集めていた。当局の立場について知る複数の関係者の昨年10月時点の話では、SECはクーパーマン氏に業界からの一時追放を受け入れるよう要求していたが、今回の和解で同氏はこうした厳罰は免れた。投資のプロが業界から追放されれば、制裁金の支払いよりも最終的に高い犠牲を払うことになりかねない。

ペンシルベニア州の連邦裁判所への届け出によれば、クーパーマン氏と同氏が率いるオメガ・アドバイザーズは制裁金支払いに加え、不当に得た利益を返還する。SECは当初、問題の取引で400万ドル超を得ていたと指摘していた。クーパーマン氏は和解に際していかなる不正行為も認めなかったが、2022年まで自身の事業を法順守専門の独立系コンサルタントに監視させることが義務づけられた。コンサルタントは取引記録や電子メールなどへのアクセスを許される。

事情に詳しい関係者によれば、SECはホワイト前委員長時代、クーパーマン氏に約800万ドルの支払いと外部顧客資金の運用一時停止への同意を求めていた。

原題:Cooperman Agrees to Lighter Penalty in Deal With Trump’s SEC (1)(抜粋)

Bob Van Voris, Matt Robinson

最終更新:5/19(金) 16:00

Bloomberg