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<ウマ女十番勝負>(9)オークス 次こそ輝くウルトラソウルスターリング

毎日新聞 5/20(土) 10:00配信

 デジタル編集部の“真希バオー”こと中嶋真希記者が予想するG1シリーズ第9戦は、「樫(かし)の女王」を決めるオークス(東京2400メートル、21日午後3時40分発走)。例年以上に注目されている3歳牝馬の頂点に立つのは? 競馬担当30年の松沢一憲記者の解説を交えてお届けします。【中嶋真希】

 皐月賞、桜花賞と、クラシックは荒れ続けている。「桜花賞(阪神1600メートル)は重馬場で荒れたけど、21日の東京は晴れ予報。荒れることはなさそう。でも、もしかしたら……」と悩む真希バオー。「いやあ、今回は堅いんじゃないか」と松沢記者。「14戦無敗で、G1を10勝したイギリスの“怪物”、フランケルの初年度産駒で、世界中の注目を集めるソウルスターリングがいるからなあ」。桜花賞ではまさかの3着だったが、東京の舞台で反撃できるか。それとも、伏兵馬が名乗りを上げるのだろうか。目が離せない一戦になりそうだ。

 ◇ソウルスターリングが反撃だ

 松沢記者の本命は、ソウルスターリング。「無傷の4連勝で臨んだ桜花賞は、4分の3馬身差で3着。大飛びの走法がやや重の馬場に合わなかったか。阪神ジュベナイルフィリーズ(JF)=阪神1600メートル=でリスグラシュー以下を寄せ付けず、チューリップ賞=同=でも2着以下を2馬身ちぎる楽勝。オークスの舞台で逆襲する」と太鼓判を押す。

 ソウルスターリングを破るとすれば、アドマイヤミヤビ。「2走前のクイーンカップ(C)=東京1600メートル=を快勝。3連勝で臨んだ前走の桜花賞は12着と負けすぎの感もあるが、重い馬場で自慢の瞬発力を発揮できなかったのが敗因。陣営は、デビュー前から2400メートルのオークスを狙っていた。距離延長は大歓迎」

 割って入るとすれば、モズカッチャン。「フローラステークス(S)=東京2000メートル=を快勝。スローペースの展開の中、中団で待機して、レース最速の上がり(最後の直線が、メンバーの中で最も速い)で鮮やかに差し切った。3連勝の上がり馬(1戦ごとに力をつけて、クラスを上げてきた馬)で、軽視できない」

 ◇気になる穴馬は……

 穴は、レーヌミノル、リスグラシュー、フローレスマジック。

 レーヌミノルは、「桜花賞を8番人気で勝利。新馬戦(小倉1200メートル)、小倉2歳S(同)と2連勝、阪神JF3着、クイーンC4着の実力派だが、短距離馬と思われて人気を落としていた。桜花賞では好位から直線で抜け出す鮮やかな勝ち方をして、能力があることを証明。ダイワメジャー産駒で、パワーのある良血馬。距離延長にも対応できるはずだ」。

 リスグラシューは、「わずか3戦目でG3のアルテミスS(東京1600メートル)を勝利。阪神JF2着、チューリップ賞3着、桜花賞2着と派手さはないが安定感はずば抜けている。6戦して馬券対象から外れたことがなく、大敗することは考えづらい」。

 フローレスマジックは、「前走のフローラSで4分の1馬身差の3着。新馬戦(新潟1600メートル)はハナ差届かなかったが、未勝利(東京1600メートル)は4馬身差の楽勝。休み明けから3戦目の走りごろ。2、3着なら十分狙える」。

◇真希バオーの大胆予想

 3連複5頭ボックス(10点×100円=1000円)

◎(2)ソウルスターリング

 (3)フローレスマジック

 (13)レーヌミノル

 (14)リスグラシュー

 (16)アドマイヤミヤビ

 モズカッチャンを除けば、松沢記者と同じ予想になった。本命は、桜花賞に続いてソウルスターリング。桜花賞は3着だったが、4分の3馬身差と小差。今まで楽々勝つレースが続いていたから、一度もまれてパワーアップしたに違いない。母スタセリタは、2009年にルメール騎手が乗ってフランスのオークスを勝っている。怪物の娘は、日本のオークスを勝って樫の女王に輝く。

 一押しの穴馬は、フローレスマジック。2走前のクイーンCでは、ゴール前しぶとくねばっていたレーヌミノルを差して3着。続くフローラSでも小差で3着。過去10年連対(1、2着)した20頭のうち、フローラS組は5連対。13連対の桜花賞組に続いて好成績を上げている。引き続き戸崎騎手が乗るのも心強い。

 ◇やっぱり ヴィクトリアマイル大波乱

 14日のヴィクトリアマイルは、今年も波乱が起きた。1着アドマイヤリード(6番人気)、2着デンコウアンジュ(11番人気)、3着ジュールポレール(7番人気)と人気薄の馬が激走し、3連複は12万3870円の高配当。いやあ、今年の春は荒れるなあ。上位3頭をボックスに入れておらず、撃沈。本命に推したレッツゴードンキも11着と馬群に沈んだ。

 真希バオーはこの日、北海道苫小牧市にある社台グループの観光牧場「ノーザンホースパーク」のマラソンに参加。トレイルラン7キロとハーフマラソンの計28キロを走ってから、ほかの参加者と一緒に大型モニターでレースを観戦。結果は散々だったが、パークにいる04年菊花賞馬のデルタブルースや、05年ダービー2着のインティライミとふれ合って大満足。お馬ちゃん、また会いに行くよ!

フェブラリーS +1140円(配当は2140円)

高松宮記念 -1000円

大阪杯 -1000円

桜花賞 -1000円

皐月賞 -1000円

天皇賞・春 -1000円

NHKマイルC -1000円

ヴィクトリアマイル -1000円

収支マイナス5860円

最終更新:5/20(土) 10:13

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