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ミラノ中央駅で兵士ら2人刺される テロとの関連捜査

朝日新聞デジタル 5/20(土) 0:22配信

 イタリア北部ミラノの中央駅構内で18日夜、パトロール中の兵士と警察官が、身分証明書の提示を求めた男に包丁で刺され、負傷した。伊紙コリエレ・デラ・セラなどが伝えた。兵士は首、警察官は腕に重傷を負ったが、命に別条はないという。

 逮捕された男はイタリア人のイスマイル・トンマーゾ・ベンユーセフ・ホスニ容疑者(20)で、父がチュニジア人、母がイタリア人だという。駅周辺を拠点とする麻薬の密売人で、これまでにも何度か職務質問を受けていた。ポケットには別の包丁も入っていた。

 警察はこの事件自体はテロではないとみているが、容疑者と同じ名前のフェイスブックに過激派組織「イスラム国」(IS)に共鳴する内容の動画が見つかったことから、当局は国際テロとの関連も捜査している。容疑者にはここ数年、ひげを伸ばすなどの変化があり、過激主義に傾倒する可能性もあるとして当局は注意していたという。(ローマ=山尾有紀恵)

朝日新聞社

最終更新:5/20(土) 0:22

朝日新聞デジタル