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川崎重工、米国に777X貨物扉製造ライン完成

5/20(土) 9:56配信

Aviation Wire

 川崎重工業(7012)は5月19日(現地時間18日)、米国にボーイング777X型機用貨物扉の製造ラインを完成させ、開所式を開いた。川重では米国初となる航空機用部品の製造ラインで、試験製造を今月から始め、今秋より本格的に製造を開始する。

 777X用貨物扉の製造ラインは、米国の現地法人Kawasaki Motors Manufacturing Corp., U.S.A.(KMM)のリンカーン工場(ネブラスカ州)に完成。同工場にある既設建屋内の約2800平方メートルの敷地に、2015年12月から整備を進めてきた。

 製造ラインには、自社製塗装ロボットや、リベット打ちの対象範囲が拡大したオートリベッター(自動打鋲機)など、最新鋭の設備を導入して自動化を推進。品質向上やコスト削減につなげていく。

 川重によると、今後は名古屋第一工場敷地内に新設した777Xの前部胴体や中部胴体の製造を手掛ける新工場と同じく、将来のスマートファクトリー化に向け、ICT/IoTなどのインフラ整備を計画しているという。

 同社では777X用貨物扉の製造を契機に、リンカーン工場を米国での航空機用部品の主要製造拠点と位置付け、民間航空機事業の拡大に向けた取り組みを進めていく。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:5/20(土) 9:56
Aviation Wire