ここから本文です

ドイツ人の感性で磨き上げられた古き良きアクションRPG「CrossCode」プレビュー

IGN JAPAN 5/20(土) 13:05配信

ドイツ人の感性で磨き上げられた古き良きアクションRPG「CrossCode」プレビュー

私はよくゲームに一目惚れをする。好き嫌いがはっきりしており、騙されやすいのだ。だが、今回、A 5th of BitSummitで出会ったドイツのゲーム「CrossCode」は本物だと信じている。


筆者のように90年代の日本のゲームが懐かしく思い出される人なら、「CrossCode」のカラフルなドット絵や一昔前のキャラクターデザインに無性に惹きつけられるだろう。今、そういったテイストのゲームを作るのは日本人よりもむしろ海外のインディーが多いように思う。彼らは90年代の日本のゲームに強く刺激され、その素晴らしさを自分なりに再現しようとしている。外国人である以上、当時の日本のゲームにはない感性もそこに詰め込まれている。結果、先日紹介した「VA-11 HALL-A」やNintendo Switchへの展開が決まった「Owlboy」のように、極めて独特なテイストのゲームが誕生している。「CrossCode」もまたそのようなゲームになっているようだ。


「CrossCode」はアクションRPGで、そのゲームデザインだけでなく、ドット絵のスタイルも「聖剣伝説」シリーズからの影響は明らかだ。私は本作を30分ほどプレイしたが、そのほとんどがチュートリアルだった。シンプルなメカニックが優秀なゲームデザインと重なり、戦闘の間にちょっとしたパズルが楽しめる。私は俯瞰視点の2Dゼルダを思い出したが、開発者は「スーパーマリオ ヨッシーアイランド」からも大きなヒントを得ていると話した。確かに、ヨッシーのタマゴ投げは「CrossCode」の射撃と似ている。主人公はボールのような遠距離攻撃を放つことができるが、これは壁やパネルなどに当てると跳ね返るので、ビリヤードみたいに環境を利用してボールを先の仕掛けに当てるといったパズルが楽しめる。高低差もあるので、オブジェクトに上ったり下りたりしながら、先の障害物をよく見てボールを放つことになるだろう。


「CrossCode」はまだ完成していないが、Steamで早期アクセス版をダウンロードできる。本編は日本語化もされる予定だが、現在は英語・ドイツ語・中国語のみ対応している。開発者によれば、メインストーリーをクリアするだけでも約15時間のゲームプレイがある。そして、オープンワールドライクなフィールドは様々なサブクエストがあり、村や町も充実しているらしく、やりこめば40時間は優に超えるだろう。



トレーラーを見ると、景色や地形もバリエーションに富んでいるし、興味深いNPCや手強そうなボスもたくさん登場している。スーパーファミコンのRPG黄金期を彷彿とさせ、同時にドイツ人の感性に触れられる本作をぜひ楽しみにしてほしい。IGN JAPANは2011年から開発がはじまったこの意欲作に今後も注目していきたい。

Esra Krabbe

最終更新:5/20(土) 13:05

IGN JAPAN