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「高層住宅の影響調査」対応議論 LNG火発反対住民と静岡市

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/20(土) 8:05配信

 静岡市清水区で計画されている液化天然ガス(LNG)火力発電所をめぐり、反対住民グループと市は18日夜、事業所の行う環境影響評価(アセスメント)の手続きなどについて区内で意見交換した。住民側は、市が事業者に求めた「高層住宅への影響調査」が行われていないと主張したのに対し、市は「直接実施していなくてもシミュレーションで予測可能」と回答した。

 市はアセスの手続きの中で、市長意見として周辺の高層住宅への影響についても大気の調査、予測、評価を求めている。住民側は「最寄りのタワーマンションで調査せず、意見を反映していない」と指摘。一方、市は「科学的な知見からある程度は推測できる」との見解を示し「適切かどうかは、専門家による審査会が判断する」とした。

 事業者のJXTGエネルギー(旧東燃ゼネラル石油)の担当者は、静岡新聞社の取材に「現在、当該マンションへの影響についてシミュレーションを行っている。市長意見を踏まえて対応する」と語った。

 一方、田辺信宏静岡市長は19日の定例記者会見で、これまで以上に丁寧な説明をするよう事業者に働き掛ける考えを示した。2月に建設中止の決議を求める請願が市議会に提出されたことなどについて「説明が十分に尽くされていないことも原因の一つ」と指摘。事業所側に求める説明として、今後の整備運営の方法や、市民、地元経済への影響、効果などを挙げた。

静岡新聞社

最終更新:5/20(土) 8:05

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS