ここから本文です

核のごみ処分、方向性を 浜岡原発地元が要望 静岡で選定説明会

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/20(土) 8:07配信

 原発から出た高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定に関する経済産業省の自治体向け説明会が19日、静岡市葵区で開かれ、県と県内市町から担当者ら35人が出席した。

 廃棄物を地層処分できる可能性がある地域を日本地図上に示す「科学的特性マップ」の提示が遅れている現状に対し、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の地元4市に含まれる自治体担当者からは「核のごみ問題は待ったなし。国が早急に方向性を出すべき」との声が上がった。

 国は当初目指した2016年内のマップ提示を断念し、地層処分の可能性を示す基準や区分などを再検討した上で、今回と同様の説明会を6月まで全国各地で開催する。

 説明会で経産省の担当者は「国が前面に立ち、地層処分の必要性と安全性を、地域対話を通じて丁寧に説明したい」との方針を示したが、マップの提示時期については「期限を決めず、住民が冷静に受け止める環境づくりを進めたい」と明言を避けた。

 地元4市の自治体担当者は浜岡原発内での使用済み核燃料保管が長期化することを懸念し、「全国的に意識が高まるよう政府主体で働き掛けてほしい。不安感を取り除くには、今以上の情報開示が必要」などと訴えた。

静岡新聞社

最終更新:5/20(土) 8:07

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS