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マエケン2年目の評価は…ドジャースのロバーツ監督を直撃

日刊ゲンダイDIGITAL 5/20(土) 9:26配信

 前田健太(29)が所属するドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、メジャー史上初の日本出身監督だ。日本人の母親を持ち、チームでも初のマイノリティー指揮官。昨季は就任1年目でチームをポストシーズンに導き、ナ・リーグ最優秀監督に選ばれた。現役時代から野茂英雄ら多くの日本人選手と関わってきたロバーツ監督を直撃した。

――2年目の前田をどう見ている?

「去年も今年もいいピッチングをしている。よりよい投球を目指し、健太はいつも一生懸命にやっているよ。(メジャー)2年目になり、お互いをもっとよく知り、もっとやりやすくなった。素晴らしい投手であり、素晴らしい仲間。健太がチームにいてくれてよかったと思う時はたくさんあった。(今は故障者リストに入っているが)大丈夫だし、あと1週間ほどで復帰できるよ」

――現役時代から多くの日本人選手と関わってきた。日本の野球の印象は? 今オフは二刀流の大谷のメジャー移籍が噂されているが。

「日本の野球に敬意を持っている。家族も日本ではなく米国にいるので、詳しく知っているわけではないけれど、日本の選手には興味がある。日本にいるたくさんの素晴らしい選手にぜひドジャースのユニホームを着てもらいたいね」

――将来的に日本で監督をしたいと思いますか?

「何事も決してないとは誰にも言えない。誰にも先のことはわからない。でも、そうなったら母はとても喜ぶだろうね」

――初の日本生まれの監督として話題になった。

「私自身にとっても大きな意味がある。アフリカ系米国人、日系米国人、ドジャース、それぞれに対し責任を感じる。彼らに喜んでもらえ、私のことを誇りに思ってもらえる、大きなチャンスを与えられ続けていると思っている」

――昨年は最優秀監督に選ばれた。指揮官として心掛けていることは?

「毎日が勉強で、とにかく選手たちの信頼を得ること、培った信頼関係を維持していくことを第一に努めてきた。選手たちとはよい関係を築き素晴らしいチームができた。今年はワールドシリーズ制覇というさらに大きなゴールに向かっている。長い道のりだけど、監督業は世界最高の仕事だと私は思っている。監督という仕事もドジャースというチームも大好きだ」

(聞き手=米国在住ライター・高木瑞穂)

▽1972年5月31日、沖縄県那覇市出身。アフリカ系米国人の父と日本人の母の間に生まれる。現役時代は俊足の外野手としてインディアンスを皮切りにドジャース、レッドソックスなど計5球団でプレー。

最終更新:5/20(土) 9:26

日刊ゲンダイDIGITAL