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【巨人】待ってました長野、2点打!得点圏28打席目初タイムリー

スポーツ報知 5/20(土) 6:10配信

◆DeNA3―5巨人=延長10回=(19日・横浜)

 体を目いっぱい伸ばして食らいついた。外へ逃げる変化球を、長野はバットの先に当てた。両軍無得点の7回2死一、二塁。井納のスライダーは低めのボール球だったが、これをライナーで右前へはじき返した。打球はチャージした梶谷のグラブの下を抜け、2者が生還。長野も一気に三塁に到達した。得点圏では今季28打席目にしてようやく初安打。チームに28イニングぶりの得点をもたらした。

 入団以来、貢献度の指標として最も分かりやすい得点圏打率に一番強いこだわりをもってきた。大不振に陥った今季、10日の阪神戦(東京D)で91打席目にして初アーチを放ったが、モヤモヤは消えなかった。「ホッとしてる場合じゃない。得点圏で全然打てていないので。みんなが作ってくれたチャンスをぶち壊してしまって申し訳ない。(タイムリーが)一本でも出れば少しは変わるとは思うんですけど…」。打てないことが焦りを呼び、バットの軌道をさらに狂わせた。

 18日のヤクルト戦(東京D)では2安打するも、勝負どころの9回には代打を送られた。この日は2回1死一、二塁で外角スライダーにバットを折られ、遊ゴロ併殺。今季6度目の併殺に思わず天を仰いだが、心だけは折れていなかった。由伸監督も「何とかきっかけに、と思い続けているので、そうなってほしい」と、待望の一本にうなずいた。

 当の本人は初タイムリーにも球団広報を通じ「打ててよかったです」とだけコメント。試合後は報道陣をまくようにそそくさと裏口からタクシーに乗り込み、してやったりの笑みを浮かべ球場を去った。少しだけ、長野らしさが戻って来たようだ。(尾形 圭亮)

最終更新:5/20(土) 6:31

スポーツ報知

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