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魔の初回…阪神 岩貞で1カ月ぶり連敗 金本監督「開幕から何も修正が…」

スポニチアネックス 5/20(土) 6:00配信

 ◇セ・リーグ 阪神2―4ヤクルト(2017年5月19日 神宮)

 阪神は19日のヤクルト戦(神宮)に2―4で敗れ、4月19、20日以来、5月では初めての連敗を喫した。先発した岩貞祐太投手(25)が初回の2失点でリズムを作れず5回3失点で3敗目。開幕から6度目の登板で初回失点は5度目を数えた。昨季10勝からの飛躍を期待されながら精彩を欠き、2軍再調整が決定的になった。

 何度も見た光景が、この夜も繰り返されてしまった。岩貞が“魔の初回”から抜け出せない。

 「同じ失敗を繰り返していますし、いいリズムを作ることができずに野手のみなさんに申し訳ないです」

 先頭打者の荒木に四球を献上するなど2死二、三塁のピンチを招き、バレンティンとは勝負を避ける形で四球を与えて満塁。勝負を挑んだ大引には追い込んでから4球目に投じたチェンジアップを右前に運ばれて、いきなり2点を失った。

 3回に1死一、二塁でバレンティンに浴びた右前適時打で失った3点目も痛かったが、やはり、目立つのは立ち上がりの「つまずき」だ。

 今季6試合目の登板で初回の失点はじつに5度目を数え、計11点を許した。今回も中8日で臨んだように登板間隔を空けたりブルペン入りの回数を増やしたり…と調整方法に工夫を凝らしても、好転の兆しが見えない。

 金本監督は「開幕から何も修正がされていない気がします。ストライクが入らない。ボール先行で。チームの雰囲気も“またか”となる」と苦言を呈した。次回登板について問われ、「前回も(間隔を)空けたしね。これは話し合いになる」と再調整を示唆。20日に登録を外れることが決定的になった。

 3年目で初の開幕ローテーション入りを果たした昨季は10勝を挙げるなど大きく飛躍。今季は左腕エースとしての独り立ちを期待されながら、2勝3敗で黒星が先行し、防御率5・51が物語るように投球内容も本調子からはほど遠い。

 「フォーム的なところもある。それが分かっていれば修正は早いんですが…。一からやり直さないといけない」

 チームに5月初連敗をつけた悔恨の帰り道、必死に言葉を絞り出し、厳しい現実を受け入れた。どう立て直すのか。“2年目の壁”にぶつかっている左腕の復調なくして、猛虎の躍進は見えてこない。(遠藤 礼)

最終更新:5/20(土) 6:00

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