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遠州鉄道、売上高最高 不動産事業伸び 3月期連結

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/20(土) 8:50配信

 遠州鉄道が19日発表した2017年3月期連結決算は、商品販売事業が堅調だったのに加え、不動産事業が伸びたことなどから、売上高は前年比3・0%増の1783億6400万円。2年連続の増収で、過去最高になった。

 経常利益は3・8%増の37億5千万円と3年ぶりの増益。純利益はガソリンスタンド関係の減損処理があった前年に比べて74・8%増の23億2300万円だった。

 事業別売上高は、商品販売が1・1%増の1247億600万円。ストアは4店舗の改装、建て替えの効果で1・0%増の569億5千万円。百貨店は衣料品販売が厳しかったが、化粧品などの強化で343億1200万円と2・7%減にとどめた。

 不動産は分譲マンションや分譲地の引き渡しが増え、25・8%増の145億7500万円と大幅に伸びた。運輸は1・2%減の156億5300万円で、前年に訪日旅行者の利用が急増した貸し切りバスの需要が一服。レジャーサービスは0・6%増の101億7千万円だった。

 18年3月期は売上高1823億円、経常利益41億円、純利益27億円と増収増益を見込んでいる。

 ■直虎効果4~5億か 遠鉄グループ

 遠州鉄道は19日の決算発表記者会見で、放映中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の効果について、2018年3月期のグループ全体の売上高を4億~5億円程度押し上げるとの見方を示した。

 乗り合いバス事業では、天竜浜名湖鉄道と組んだ周遊きっぷが17年1月から5月上旬までに計約6000枚が売れた。レジャーサービス事業では、井伊直虎ゆかりの地を巡るバスツアーを企画・販売し、好調。ホテル・旅館の予約も例年より早まっているという。



 ■遠鉄百貨店次期社長に中村氏

 遠州鉄道は19日の取締役会で、遠鉄百貨店の次期社長に31日付で中村昭取締役不動産事業本部長(54)が就く人事を内定した。中村氏は常務に昇格する。6月29日の株主総会を経て正式決定する。

 中村氏は1985年遠州鉄道入社。経営企画部長、浜松自動車学校社長などを経て2015年6月から現職。

 遠鉄百貨店社長の太田勝之常務(60)はネッツトヨタ浜松社長に就任する。

静岡新聞社

最終更新:5/20(土) 8:50

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS