ここから本文です

映画祭の舞台はキャンパス 6月から静岡文化芸術大

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/20(土) 8:52配信

 浜松市中区の静岡文化芸術大(SUAC)が、社会性や芸術性の高い映画を構内で上映する「SUAC映画祭」を始める。敷居が高いと思われがちな大学に地域住民の来訪を促すのが目的。作品の内容に合わせたワークショップや特製のおやつも用意し、国際文化や芸術を学ぶ大学の特徴や魅力の一端を映画を通して伝える。

 「映画で世界を旅する」がコンセプトで、今後年2回程度開催する予定。初回は6月1~3の3日間で「西側から見た生き方」をテーマに欧米で制作された6作品を選んだ。

 雑誌業界を舞台にした「LIFE!」(2014年、米国)では上映後、劇中に登場するクレメンタインケーキを提供し、写真雑誌の制作を体験できる。エチオピアのコーヒー豆農家が搾取される姿を追ったドキュメンタリー「おいしいコーヒーの真実」(2008年、英国/米国)ではコーヒーや、マシュマロを挟んだ米国の焼き菓子「ウーピーパイ」を口にしながら、発展途上国の産品を適正価格で取引するフェアトレードを学び、作品の背景に理解を深める。

 浜松では、多様な映画に触れる機会が少ないと感じていた教職員や学生らが昨秋から内容を練ってきた。デザイン学部の学生が映画の前売り券風のワークショップ券を製作し、特製のおやつは東海調理製菓専門学校(中区)の学生が協力した。実行委代表で芸術文化学科2年の米倉希さん(19)は「映画を通して知らなかった世界が分かる。世界観を共有したい」と多くの来場に期待する。

 上映は午前9時半開始から午後6時開始まで1日5回。映画鑑賞は無料で各回定員50人。ワークショップは1作品500円。映画祭サイト<http://wwwt.suac.ac.jp/~filmfestival/>で上映作品や日程を紹介している。問い合わせは同大地域連携室<電053(457)6105>へ。

静岡新聞社

最終更新:5/20(土) 8:52

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS