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燕・原樹理、376日ぶり白星!ローテ谷間埋めた6回1失点

サンケイスポーツ 5/20(土) 7:00配信

 (セ・リーグ、ヤクルト4-2阪神、7回戦、阪神4勝3敗、19日、神宮)ヤクルトは19日、阪神7回戦(神宮)に4-2で勝利し、今季2度目の3連勝を飾った。今季2度目の先発となった昨年のドラフト1位・原樹理投手(23)が6回を投げて4安打1失点と好投。自身の先発での連敗を7で止め、昨年5月8日の阪神戦(甲子園)以来、376日ぶりの白星を手にした。4位・DeNAが敗れたため、4月15日以来の4位に浮上。勢いは止まらない。

 本来の姿を取り戻した。原樹理は六回二死一、三塁で中谷を三ゴロに打ち取りピンチを脱すると、大きく息を吐いた。試合終了後には自然と笑みがこぼれた。

 「腹をくくって投げた中で勝てたのは気持ちとしてプラスになる。うれしいというか、ホッとしました」

 体が打者方向に突っ込まないよう、上半身をねじるなど工夫し、立ち上がりから全力で右腕を振った。一回一死から北條、糸井を連続三振。二回は二死から鳥谷に右前打、糸原に四球も梅野を三ゴロ。その後は六回先頭の代打・伊藤隼に1号ソロを浴びるまで9者連続で抑えた。

 「先発からリリーフになって惨めな内容なのに、上(1軍)に置いてくれた。期待を裏切りたくなかった」

 今季は開幕から中継ぎとしてブルペンを支えてきたが、失点を重ねた。だが、この日、先発予定だった山中が下半身の張りを訴えたため、16日に代役を言い渡された。結果を残していないにもかかわらず、まわってきたチャンス。意気に感じて登板し、6回4安打1失点。昨年からの自身の連敗を7で止め、約1年ぶりの勝利を手にした。

 1年目の昨季は開幕ローテ入りを果たしたが、6月に右肩甲下筋の肉離れで2軍調整。終わってみれば2勝8敗、防御率5・91。悔しさだけが残った。今年1月の自主トレでは、1年間戦い抜く体を作るため、午前9時半から3時間もダッシュを繰り返した。キャッチボール後も、ひたすらにダッシュ。地獄のメニューを10日間続けた。

 その効果もあり、直球の最速は147キロを計測。六回にも146キロをマークし、球威は衰えなかった。急きょ、先発にまわっても「調整は難しくない」と言い切る。オフに鍛えた体に自信があるからだ。

 ローテの“谷間”を埋め、次週の登板も有力となった。首位・阪神をたたき、今季2度目の3連勝で、約1カ月ぶりの4位に浮上。強い気持ちを前面に出して投げ、この先もチームを救う。

最終更新:5/20(土) 7:00

サンケイスポーツ

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