ここから本文です

【ボクシング】拳四朗が世界王座奪取 主要4団体ライトフライ級王座を日本独占

5/20(土) 19:12配信

東スポWeb

 WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(20日、東京・有明コロシアム)は、同級4位の拳四朗(25=BMB)が王者ガニガン・ロペス(35=メキシコ)を判定2―0で下して、新王者に輝いた。

 世界初挑戦の拳四朗の父親は、ジムの会長を務める寺地永氏(53)。現役時代は日本ミドル級王座と東洋太平洋ライトヘビー王座を獲得した、オールドファンには懐かしい名ボクサーだ。

 その父を従えた拳四朗は笑みを浮かべながら入場。序盤から足を使って自分のペースを守り、王者に手数を出させない。得意の右も決まって4回終了時の公開採点では2―0でリードした。

 だが、王者はここから本領発揮。左を中心に攻め続けた。それでも、拳四朗はボディーからの攻撃でペースを譲らない。8回終了時の公開採点では3―0で、さらにポイントの差を広げた。

 終盤も王者の猛反撃を必死のボディー攻撃でしのぎきって、父が果たせなかった夢をつかんだ。

 笑顔の拳四朗はデビューから10連勝でベルトを獲得。リング上では、まず寺地会長に感謝の意味を込めてベルトを巻いた。

「内容は全然良くなかった。判定もどっちやろと思ったけれど、ホッとしている。戦い方を悩んでしまい、まだまだだなと思った」といきなり反省が口をついたが、父には「パパ! 親孝行できたと思うけれど、これからも親孝行します!」と宣言。寺地会長も「これから20回、30回でも防衛できるようにサポートしていきたい」と、今後は息子を名王者に育てることを誓った。

 この結果、ライトフライ級は主要4団体(WBC、WBА、IBF、WBО)の世界王者が全て日本出身ボクサーとなった。

最終更新:5/20(土) 19:12
東スポWeb