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<ボクシング>田中恒成が初防衛 3-0の判定勝ち

毎日新聞 5/20(土) 17:07配信

 世界ボクシング機構(WBO)ライトフライ級タイトルマッチ12回戦が20日、名古屋・武田テバオーシャンアリーナであり、王者の田中恒成(21)=畑中=が同級1位のアンヘル・アコスタ(26)=プエルトリコ=を3-0の判定で降し、初防衛に成功した。田中は昨年の大みそかに日本選手最速タイのプロ8戦目で2階級制覇を達成した。戦績は田中が9戦全勝(5KO)。アコスタは17戦目で初黒星となった。

 ◇日本選手との王座統一戦に向け弾み

 田中は充実感に満ちていた。「一つのミスが命取りになると思っていた。達成感がある」。16戦16KOと最強の対戦相手だったアコスタに快勝。日本選手との王座統一戦に向けても弾みをつけた。

 アコスタの振り回してくる左フックに防御を固めたが、一、二回とポイントを奪われた。相手の動きを封じたのが三回に解禁したボディー打ち。しつこく狙うと、嫌がるアコスタの手数も徐々に減ってくる。すかさずスピードのあるパンチを繰り出し、五回には右ストレートを決めダウンを奪った。

 試合後にはテレビの解説を務めていた世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王者の田口(ワタナベ)をリング上に上げ「(統一戦を)やりましょう」。田口も「次勝って田中君とやりたい」と応じた。

 田中が次に目指すのは、国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級王者の八重樫(大橋)も含めた日本選手との対戦。そして、「年内でライトフライ級は卒業」と田中。さらなる高みを目指していく。【藤田健志】

最終更新:5/20(土) 23:57

毎日新聞