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大統領、安定政権へ正念場=既存政党分裂狙う―仏下院選

時事通信 5/20(土) 15:08配信

 【パリ時事】フランス下院選(定数577、小選挙区制)の候補者届け出が19日、締め切られた。

 マクロン大統領の新党「共和国前進」の候補者は約520人となり、選挙後の「寝返り」が期待できそうな右派・共和党や左派・社会党の議員らが出馬する約50選挙区で擁立を見送った。議会に基盤を持たない共和国前進が過半数の議席を得られるか、正念場を迎える。

 下院選は6月11日に第1回投票を実施。どの候補者も過半数の票を得られなかった場合は、票数の基準を満たした複数候補が18日の決選投票で勝敗を決める。

 共和国前進の選挙戦は、共和党を裏切る形でマクロン陣営に転じたフィリップ首相が率いる。組閣直後の今月18日に発表された世論調査では、大統領を「信頼する」と答えた人が45%と歴代政権より低水準にとどまった。苦戦も予想される中、首相は同日のラジオ番組で「政治を前進させるために議席を与えてほしい」と呼びかけた。 

最終更新:5/20(土) 15:22

時事通信