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米通商代表、初の国際会議=「不公正」是正に厳しい姿勢

時事通信 5/20(土) 15:25配信

 【ハノイ時事】ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は20日に始まったアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合に出席し、国際舞台にデビューした。

 トランプ大統領が掲げる「米国第一主義」に基づき、各国に「不公正貿易の是正」を厳しく迫るとみられる。

 ライトハイザー氏は15日、USTR代表に就任したばかり。メキシコ、カナダと結んだ北米自由貿易協定(NAFTA)を再交渉する意向を議会に通知し、通商交渉の責任者として仕事を始めた。

 1980年代にレーガン政権でUSTR次席代表を務め、対日鉄鋼協議では日本を自主的な輸出規制に追い込んだ。3月の上院公聴会では日本について「農産物輸出の第一の標的になる」と述べ、一層の市場開放を求める意向を表明。日本、中国などに対する貿易赤字の削減に意欲を示している。

 APEC会合では、トランプ氏が主張する「公正で互恵的な貿易」を求め、日本などとの2国間会談も精力的に行った。APECが21日に採択する共同声明に、米政権の「自国最優先」の主張がどの程度反映されるか注目される。 

最終更新:5/20(土) 15:31

時事通信